ベトナムのサラダ

ベトナムの野菜や果物

野菜や果物についてベトナムは他の東南アジアの国々よりも、野菜や果物の種類は豊富であると言えるくらい多いです。
その根拠として、北部は温帯で冬のような場所もあれば、中部などには高原のような場所もあり、一つの国内にいろいろな環境があるため、様々な野菜や果物が育ち収穫できるのです。

野菜をよく食べます

ベトナムの人達は野菜をよく食べます。
そこで今回はベトナムのサラダ料理についてまとめてみました。

どんな野菜や果物があるか

ベトナムでは野菜だけでなく、まだ熟していない未熟な果物も野菜もサラダに入れて食べたりします。
では具体的にベトナムにはどんな代表的な野菜や果物があるかと言えば、
野菜ではレタス、サラダ菜、ワケギ、キュウリ、セリ、チャイニーズキャベジ、アオビユ、なす、ズッキーニ,トウガン、ユウガオ、ヘチマ、ダイコン、ネギ、クズイモ、モヤシ、
果物ではバナナ、パパイヤ、マンゴー、スターフルーツ、ザボン、グアバ、パイナップル、ジャックフルーツ、バンレイシ、ローズアップル、ドリアン、ランブータン、マンゴスチン、アンズ、カキ、スモモ、洋ナシ、イチゴなど実に豊富です。

サラダについて紹介します。

果物やその花を使用したサラダ

前記したようにベトナムのサラダにはまだ青い状態の果物などがよく入っています。

例えば青パパイヤのサラダ(ゴイドゥードゥー)は、パパイヤと春雨、パクチーと海老などをサラダにし、そこに砕いたピーナッツなどをトッピングとしてふりかけるサラダです。

また、ゴイ・ヴォイというサラダはグレープフルーツに似ている柑橘類のザボンの実を使ったサラダです。これに香草、野菜、海老、スルメなどを甘酸っぱいドレッシングをかけて食します。味は非常にさっぱりとした口当たりです。

他にもベトナムでよく食されているのがバナナの花です。ゴイ・バップ、チュオイというサラダは、バナナの花の赤い花びらの下の白い部分をスライスし加えたものです。肉やゆで海老、香草などと混ぜて食べます。

ハスの茎を使ったサラダ

ハスは実や茎に至るまでベトナムではよく食べられる食材です。ゴイ・ゴーセンはハスの茎にエビ、豚肉、パクチーなどを入れ、それをヌックマムなどの調味料で和えたサラダです。上には砕いたピーナッツがまぶされていることが多いようです。シャキシャキとした食感が美味なサラダです。

エビ煎餅(せんべい)を上手に使用したサラダ

ベトナムの料理にわりと登場するのがエビ煎餅です。サラダの横にも付け合せのように添えられていたりもします。

例えばエビと豚肉のサラダなどは添えられたエビせんべいの上に具をのせて食します。

春雨とシーフードを使用したサラダ

ベトナムではサラダに野菜だけでなく春雨や魚介なども入れたりします。

例えばミエン・サオ・ハイ・サンというサラダは、春雨とイカ、エビスライスしたタマネギ、にんじん、香草などがヌックマムであっさりと味付けされた一品です。

春雨の食感と野菜の歯ごたえが両方楽しめるサラダです。

まとめ

いかがでしたか?ベトナムのサラダは果物をふんだんに使用したり、花を使ったりと日本人のサラダのイメージとはかなり異なるようです。ベトナムに行った際はぜひその独特の味を試してみてはいかがでしょうか。