はじめに ベトナムでは例えば結婚式、法事、ランチ、ディナーなど、様々な場面で鍋料理を食べる習慣があるようです。 鍋はベトナムにおける身近な料理ですが、使用されている食材などは海鮮など日本では高級な食材も多いようです。 それらを安く食すことができるのもベトナムの鍋の魅力でもあります。 そこで今回はそんないろいろなベトナムの鍋について御紹介します。 ベトナムで近頃人気の鍋や、回転鍋 ベトナムで近頃話題になっているのは、きのこをたくさん使った鍋が食べられるお店です。 このお店はポルチーニ茸やベルベットシャンクなど様々なきのこ、海鮮、肉、スッポンなどをお好みで具材として煮込んで食べます。 また、ベトナムには日本の回転ずしのような回転鍋なるものが存在します。これはレーンの上を流れてくるお好みの具材を取って鍋にするというしくみの食べ方のようです。 ベトナムの人にとって鍋は家庭料理などでも作られる身近なものでもありますが、日本のお寿司などとも同じく外食としても非常に人気なのです。 雷魚や海鮮を使った鍋 ベトナムでは雷魚という淡水魚が料理に使われます。例えばハノイ発祥のチャーカーラーヴォンという雷魚の油鍋は、ネギ、ディル(香草)ハーブ、ターメリックなどの香辛料がきいた味の鍋です。 見た目は油をふんだんに使っていてこってりしていそうですが、実際はギトギトなどしていなくて食べやすい料理です。 他にも雷魚を使用した鍋では、カーロック・コー・トがあり、これはベトナムの代表的な家庭料理の一つです。調理法はヌックマムと砂糖で下味をつけた後、油で揚げココナッツジュースで煮込むというものです。 他にもラウ・タップ・カムと呼ばれる、魚介、肉類、野菜、モツなど5種類以上の具材を入れた鍋や、ラム・ナム・ハイ・サンという、エビ、イカ、ハマグリなどの魚介に香の良いキノコを入れた鍋などがあります。 ちょっと変わった鍋、ヤギ鍋、花鍋 ベトナムの人は鶏、アヒル、ハト、カエルなどの他にもヤギの肉なども食します。ヤギ鍋はホーチミンの名物で、ヤギ肉専門店で食べることができます。 ヤギ肉というと臭いがするのでは?と思われることも多いようですが意外にも食べやすいようです。 また、ヤギ鍋以外にもラウ・ホアと呼ばれるカボチャの花や豆系植物の花を魚介と一緒に煮込んだ鍋などがあります。他にもティーエンリー(夜来香)の蕾や、里芋の茎、ハスイモの茎などが具になっていたりもします。これはホーチミンの名物鍋のようです。 ベトナム語でラウは鍋という意味でホアは花という意味です。花はビタミンCや食物繊維が豊富で身体にも良いので野菜のような感覚で食されているようです。 上記のような栄養素がたくさん含まれているためか花鍋は女性にも人気のある鍋です。 味は魚でダシを取っているにあっさりしており、辛みを適度に効かせた鍋も多いようです。 まとめ いかがでしたか?ベトナムには見るからに美味しそうな海鮮鍋の他にもちょっと味が想像できないようなヤギ鍋や花鍋もありましたね。思っているよりも食べやすく美味であります。
-
ベトナムの鍋料理
-
ベトナムの料理に使われる果物
はじめに ベトナムは非常に果物が豊富な国です。しかも安い上に美味なので観光に訪れる人々は必ずといっていいほど、ベトナムの果物を購入し、食します。そんな果物はベトナムではどのように食べられ、料理に加工されているのでしょうか。 そこでベトナムにおける果物についての情報をまとめました。 ベトナムにはどんな果物があるか ベトナムには実に多種多様な果物があります。一例としては、マンゴー、ドリアン、パパイヤ、リュウガン(竜眼)、ライチ、ドラゴンフルーツ、マンゴスチン、ザボン、レモン、ライム、レンブ(ローズアップル)、スターフルーツ、イチゴ、キンカンの一種、オレンジ、パッションフルーツ、ココナッツ、スイカ、ブドウ、桃、ジャックフルーツ、ザクロなどサトウキビなどです。 これらはデザートや飲料などの甘味に使うこともあれば、果実が未熟で甘味がない時にはサラダにするなど主食の一部として食べられることもあります。 フォーなどの調味料としての果物 フォーはベトナムの代表的な麺料理ですが、そのフォーを頼むとレモンやライム、もしくはキンカンがそれらの代用として添えられていることがあります。 ベトナムでは料理を調味料で自分風にアレンジしたり、トッピングしたりすることが多いので、これらの果物は風味つけや、ちょっとした調味料としても欠かせないものなのです。 果物には塩や唐辛子の粉をつけて食すことも ベトナムでは屋台で様々な果物を購入することができます。それらはそのまま食べてももちろん美味しいですが、青マンゴーなどまだ熟しておらず甘味がないものなどは、塩や唐辛子の粉などをつけて食べるということもあります。 青マンゴーはゴイ・ドゥードゥというサラダに調理されて食べられることもある果物です。 他にサラダとして食されるのはザボンなどがあり、ポメロサラダと呼ばれます。味付けはハーブとニョクマム(魚醤)唐辛子などでされています。 バナナは万能食材 ベトナムではバナナは料理によく使われる果物です。例えば生食はもちろんのこと、皮をむいて実を潰してんぷらにしたり、実以外に花や茎は薄くスライスし酢水でアク抜きした後、レタス、ハーブなどと一緒にサラダとして食べたりもします。 パイナップルは肉料理の定番 バナナの他にもよく食べられるのがパイナップルです。この果物は肉を柔らかくする作用があるため、牛肉の炒め物などに使用されます。 また生春巻きの具、スープの具などにも使用されることもあります。 果物どんぶりやナタデココ、ジュースとしての果物 やはり果物は甘味の具やジュース、菓子などに使用されるのが定番です。 例えばベトナムの屋台では氷が上にのった果物がふんだんに使用されている果物どんぶりを食べることができます。 これはプレーンヨーグルトなどを入れて食べることもあります。 また、日本人にはすっかりおなじみになったナタデココなどもココナッツの汁を使用したものですから、ベトナムでは甘味によく使用されたりします。 ジュース類もスイカのジュースなど日本ではあまり飲めないような果物のジュースが揃っています。 まとめ いかがでしたか?ベトナムは東南アジアの中でも特に果物の種類が多く、美味であると言われていますから、旅行に出かけた際は一度、食べてみることをおすすめします。
-
ベトナムの米粉を使った料理
はじめに 日本人も米を多く食する民族として知られていますが、意外にも一日に三度米食をするようになったのは外国の米が輸入されるようになった明治時代、もしくは第二次世界大戦後の時代からです。ではベトナムはと言えば日本以上の米食の文化であり現在も米粉などが多くの料理の原材料となっています。そこで今回はベトナムの米、及び米粉でできる料理に焦点を当てご紹介したいと思います。 ベトナムの米料理の特徴 ベトナムの米料理はインディカ長粒種やウルチ米、モチ米などが料理別に用いられます。最初のインディカ米は米粒が細長くて粘り気がなくパサパサした食感が特徴的です。 ベトナムではその食感を活かしてチャーハンにしたり、米を細かくした砕き米と呼ばれるものに豚肉や目玉焼きを添えたコムタムという料理などに用いて食べます。 ウルチ米は日本人が普段食べている一般的な白米のことで、チャオと呼ばれるお粥にしたり、炊き込みご飯のコムザンと呼ばれる料理にしたりします。 もち米は日本ではおこわなどに使用される粘り気のあるお米ですがベトナムでもよく食べられるお米で、チマキやお菓子などにされることがよくあります。 ベトナムの米料理は北部の方が炒める、揚げる、南部が生春巻きなどの生食が多いなどの違いがあるものの、米が食の中心ということもあってか非常にその種類は豊富です。 ゴイクオン、チャーゾー、バンイセオ ベトナムではライスペーパー(バインチャン、バインダー)と呼ばれる米の調理方法がよく用いられます。 これは石臼でひいた米粉を水で溶きその後、布を張った蒸し器の上に円系に広げ固め天日干しにしたものです。 ライスペーパーにはゴマを入れたりキャッサバ(タピオカ)を入れたりすることもあるようです。 これは屋台などでもよく見られるものです。ライスペーパーは濡れた布に挟む、霧吹きをして再び湿らせるなどすれば、野菜や肉などを巻いて生春巻き(ゴイクオン)になり、もしくは具を包んだ後に揚げれば揚げ春巻き(チャーゾー)などの料理になります。 またこれはホーチミンの名物でもありますが、米粉をココナッツミルクと卵、ターメリックなどと一緒に溶いてパリッと焼き、それをもやしやエビなどを挟んで食べるバンイセオという料理があります。 これはハーブと生野菜などと一緒にたれなどをつけて食べます。 ベトナムのお粥 ベトナムでは米粉を使った巻料理、麺料理の他にもお粥が良く食べられる定番の料理です。 街中でも至る所にお粥専門の屋台やお店が見られます。ベトナムではお粥はチャオと呼ばれ、朝食などでよく食されます。 自分流に調味料やトッピングをして好みの風味にするのがベトナム流です。味付けについてはライム、酢醤油のようなもの、チリなどの辛めの調味料などを加えます。 お粥の具はクァイと呼ばれる揚げパンをつけたり、お肉、貝、魚、野菜、モツ、チキン、豚肉、卵など様々な食材を入れて食します。 中にはアヒルの血のゼリー、豚の内臓肉など日本人には少々、グロテスクに思えるトッピングもありますが、見た目に反してクセもなく食べやすいそうです。 まとめ いかがでしたか?ベトナムは米が主食の中心ということもあり、実に米料理が豊富です。 現地に行った際はぜひいろいろな米料理を体験してみてください。日本とはまた違う米の美味しさが発見できるでしょう。
-
ベトナムの麺料理
はじめに ベトナムは米が主食の国ですが、その米は加工することで様々な麺料理に変わります。 日本でも近年知られているフォーや、ブン(ビーフンの一種)などもその一例です。 そこで今回はそんなベトナムでよく食べられている麺料理についてまとめました。 ベトナムの地方ごとに特徴的な麺料理 ベトナムは南北に長い国土であることや、54もの民族が共存して暮らしていることなどから、北部と南部において同じ国であっても文化や食事の好みなども異なっています。 ベトナムでよく食される麺料理も同じで、近年は袋麺、カップ麺などの普及で国土全体に様々な麺料理が行きわたるようになったものの、やはり場所によって名物の麺が違うようです。 例えば日本人もよく知っているフォーは、北部のハノイの名物ですし、ブン(ビーフンの類)の代表的な名物料理は中部の都市フエのものなどが有名です。 ベトナムの代表的な麺料理フォー ベトナムの麺料理と言えば日本人はフォーをイメージする人が多いのではないでしょうか。どちらかと言えばベトナムの人はフォーを自宅で食べるというよりは外で食べられる馴染のある外食として捉えていることも多いようです。 フォーは麺料理ではありますが、元々の材料は米粉であり、春巻きなどに使われている皮を麺状にしたものです。 日本人にもなじみ深いフォーと言えば汁に入った麺料理であり、現地ではベトナム語でフォー・ガー(鶏肉)フォー・ボー(牛肉)を入れたり煮込んだりし、そこにフォーを入れて食べたりします。 他にもエビがたくさん入ったフォートムという名前の料理や、南部ではフー・ティウと呼ばれるフォーと同じ作り方ではありますが、よりコシのある麺となっている料理などがあります。 また、汁に入れるタイプのフォーだけではなく、フォー・ボン・ヌンと呼ばれる汁のないタイプの料理もあります。 これは焼き肉、生野菜、香草、ピーナッツなどをフォーと一緒にヌック・マム(小魚を発酵させた調味料)と和えて食べるものです。 ホーチミンでフォーを食べるならココ!おすすめ7店【MAP付】 【ハノイのおすすめフォーレストラン5選!】超有名店からローカルレストランまで ブン(ビーフンの一種) ブンは日本ではビーフンと呼ばれる麺に近いものです。ではビーフンとは何が違うのかと言えば、ブンは一般的には米粉を水で溶いた状態のものをところてんのように小さな穴から押し出して作りますが、通常のビーフンはこれを乾燥させてから料理に使うところを、ブンはその過程を取らず生のまま料理に使用されることが多いという点です。 ブンはフォーよりも値段が安く作り方も簡単であることからベトナムではフォー以上に親しまれている麺であるとされています。 ブンを使った料理ではベトナム中部にあるフエという町のブン・ボー・フエなどが有名です。ブンは(ビーフン)、ボーは(牛肉)で、現地風に訳すとフエ風牛肉汁ビーフンという意味になります。 味は牛肉ダシに調味料としてレモングラス、赤唐辛子などが入った酸味とピリッとした辛さのある料理です。 具にはベトナム風かまぼこ、牛の腿肉、空芯菜、香草などが入っています。ブン・ボー・フエの麺は太目でモチモチした食感です。 また、ブンを使用したものとしてはブン・チャーという名前の料理があり、ブンを肉団子、豚バラ肉、香草などと一緒にヌックマムや酢で作ったつけ汁に付けて食べたりします。 これはベトナム風の冷やし麺といった感じの料理です。他にもブンは生春巻きの中身として使われたり、網焼きした豚肉、香草、野菜、タケノコ、山菜などと一緒に茹でたブンをヌクチャム(たれ)で和えて食したりもします。 他のベトナムの麺料理 フォーやブンはベトナムでも代表的な麺ですが、その他にも古都ホイアンの代表的な麺であるカオラウ、ミエンという春雨麺、タピオカを原料としたバインカン、ベトナムでは珍しい小麦粉を使用したミーなどがあります。 まとめ いかがでしたか?ベトナムにはよく知られている麺以外にもまだよく知られていない麺料理もあるようですね。 ぜひ旅行に行った際にはこれらも珍しい麺も食べてみてください。
-
ベトナムの揚げ料理
はじめに 揚げ料理は世界で多くの共通点がある料理です。例えばハトシ(広東語で蝦多士)英語でshrimptoastは、日本の長崎で食べられている食パンの海老のすり身を挟んで揚げた料理ですが、ベトナムのもバイン・ミーチン・トムと呼ばれる類似料理があります。そこで今回はベトナムの揚げ料理についてまとめてみました。 揚げるという文化の広まりについて 揚げ物というのは一説によれば東アジアで始まったと言われています。一方、日本なども含む西アジアは土器などで食材を煮る文化でした。 なぜ西アジアで揚げ文化が発達したかというと、中東などには当時オリーブの木などが自生していました。 このため調理に油を使用するという考えが生まれたのではと言われています。 その後、揚げ文化は中東やヨーロッパからシルクロードを経て中国に伝わり、日本やベトナムなどにも広まっていったようです。 ベトナムの揚げ料理、揚げ春巻き ベトナムでよく知られている揚げ料理は揚げ春巻きです。これは米粉で作った皮を揚げたもので、生の時に細く切ると麺料理のフォーなり、食材を巻けば生春巻きとして食べられます。 有名なものとしては南部でよく食べられるチャーヨー、北部ではネムザン、フエという都市ではラム・フエなどが知られています。 チャーヨーはライスペーパー(米粉でできた皮)に豚挽き肉、カニ肉、エビのすり身などを包んで揚げたもの、ネムザンは同じ春巻きでも中身がかなり異なり、春雨、モヤシのような野菜、くず芋を海老、豚ひき肉と混ぜて団子のしたものなどを巻く料理です。 ラム・フエは揚げ春巻きの皮にゴマが入っているもので、中身には豚肉、エビのすり身などを使用し揚げます。葉野菜で包んだり肉味噌のようなタレにつけて食べます。 ベトナムで食べたい揚げ料理 ベトナムには揚げ春巻き以外にも様々な揚げ料理が存在します。これは食文化が中国の文化の影響を強く受けているためで、揚げる(ザン)は、炒める(サオ)、焼く(ヌオン)、煮る(ナウ)、茹でる(ルオック)、蒸す(ハップ)などと共にベトナムではとてもポピュラーな調理方法です。 例えばハノイの名物であるバイン・トムはエビを丸ごと米粉の粉で揚げた豪快な料理です。 また、バイン・トム・コー・グーは、サツマイモと海老をかき揚げ風に揚げた料理です。 日本の海老しんじょうにも似た料理だということです。他にもチャー・カー・ティー・ラという魚、エビ、豚肉のすり身などに香辛料、香草などを混ぜて揚げるベトナム風さつま揚げなどもあります。 この料理には甘めのチリソースなどをつけて食します。さらにクア・ロッ・チィエン・ボーという殻ごとまるごと食べられるソフトシェルクラブ(脱皮したばかりのワタリガニ)の唐揚げ、トム・ティ・ラン・トイというシャコのにんにく揚げなどがあります。 冬には屋台で揚げ物のおやつが売られる ベトナムでは冬になると小さなお店で揚げサツマイモや揚げバナナなどが軽食として売られます。 こうした一口食べたい時の軽食としても揚げ文化はベトナムに浸透しているのです。 このような一見、見逃してしまいそうな素朴な揚げ物もベトナム料理の魅力の一つです。 まとめ いかがでしたか?ベトナムには魚介を揚げたものから、春巻、練り物など様々な揚げ料理が存在しています。 地方ごとに名物の揚げ物があるようなので旅行の際にはぜひ調べてみてください。
-
ベトナムの肉料理
はじめに ベトナムでは米や魚がよく食べられますが、肉料理も意外にも豊富です。ベトナムでは鶏、アヒル、ハト、ヤギ、カエル、豚、牛などの様々な肉料理を食べます。 中国と同じ様に鳴き声以外は全ていただくと言われるほどすべて調理して食べます。 ベトナムでは焼き鳥が人気、串焼きも ベトナムの人は焼き鳥を非常に好みます。ベトナムでは焼き鳥はガーフォンと呼ばれる料理で、鶏肉も歯ごたえのある良質な地鶏などを好んで食します。 焼き鳥は屋台で食べるのが一般的で、甘めのタレに漬けられた鶏肉の部位(モモ、手羽、砂肝)などが見られます。 焼き鳥以外にもティッ・ロン・シエン・ヌンという豚肉の串焼きや、ガーシェン・ヌン・ソッ・ダウ・フンというピーナッツソースをからめたチキンの串焼きなどもあります。 鶏の肉だと思ったらカエル肉であったということもあるようです。カエルの肉はフリットや唐揚げに調理されたりします。鶏肉よりも栄養豊富であるということです。 異国の文化が融合した煮込み料理 ベトナムはフランスなどに一時期統治されていたこともあり、料理にも外国の文化の影響が見られます。 例えばベトナム風のビーフシチューである、ボー・コーという料理は、通常デミグラスソースが使用されるところを、替りに牛骨のスープとトマト、野菜、ミント、バジル、ハーブなどを牛バラ肉と一緒に煮込んでルーにした料理です。 また、ベトナムのチキンカレーである、カリー・ガーもやはりトマトを使ったカレーです。ターメリック、コリアンダーなどのスパイスが特徴的なカレーで、日常的にもよく食べられています。 食卓、大衆食堂、旧正月などに食される肉料理 ベトナムの家庭で食べられる肉料理には、ガーソット・メという料理などがあります。 これは蒸した鶏肉に甘酸っぱいタマリンドソースをからめて食べるベトナムの一般の食卓でもよく見られる料理で、大衆食堂などでも見つけることができるメニューでもあります。 また、テトと呼ばれるベトナムの旧正月の日にはティッ・コー・チュンというゆで卵入り豚角煮を食べたりします。 肉は柔らかくて、卵にも味が染みている大変美味な料理です。 ベトナムでは牛肉よりも豚肉の方をどちらかと言えば珍重する風潮があるということですが、これは中国の文化の影響であると言われています。 さらにこの料理に近い豚肉料理ではティッ・コー・ヌックドーゥーアと呼ばれる、豚ロース肉とゆで卵をココナッツジュースで煮込んだ料理があります。この料理はベトナムの食卓の定番のおかずです。 北京ダックもベトナム風 ベトナムにも中国の食文化の影響なのか北京ダックがあります。このベトナム風北京ダックはヴィッヌオン・バイン・バオと呼ばれます。 中国のものと違うところは、あちらが皮をメインに食するのに対しベトナムでは身まで余すことなく食します。 (*中国も身も食べますが、コース料理だと含まれないことが多いです。) これはお皿にのっている饅頭と一緒に食べます。このように異国文化の影響で根付いた料理もベトナム風にアレンジされているところが面白いところです。 まとめ いかがでしたか?ベトナム料理の楽しみ方として、本家の料理との違いを比べてみるという方法もあるでしょう。 ぜひ記事を参考にしてその違いを発見してみてください。
-
愛知県によるホーチミン市に対するPPP(官民連携)プロジェクトの支援
愛知県の大村知事は、ホーチミン市に対してPPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ:官民連携)プロジェクトに関する支援を実施すると表明しました。これにより両都市間の協力関係がさらに深まることが期待されます。 来日中のホーチミン市共産党委員会 ディン・ラ・タン書記は、火曜日の午後、愛知県名古屋市で大村知事と会談を行い、、ホーチミン市と愛知県との協力関係の強化措置について話し合いました。 会議には、ホーチミン市人民委員会 第1副委員長のル・タン・リエム氏らホーチミン市の高官も出席しました。 席上、タン書記は愛知県がPPPプロジェクトを通じてホーチミン市への支援を検討していることを賞賛し、愛知県の経験から多くを学んでいきたいと発言しました。 PPPとは、行政機関と民間企業が資金を拠出し、契約主体とり、民間のノウハウを取り入れて公共サービスや民間事業を実施し、その中で財政や技術、運用上のリスクを負うものです。 大村知事は、タン書記の発言に応じて、愛知県はPPP形式でのプロジェクト推進を通じてホーチミン市への支援を進めていきたいと述べました。 同知事は、愛知県には約1万8000人のベトナム人が働いており、また、同県からホーチミン市には50社ほどの日本企業が進出していることを加えて説明しました。 ・外国人実習制度を利用して働く若いベトナム人も多い様です。 外国人技能実習制度とJITCO http://www.moj.go.jp/content/000119401.pdf 大村知事は、PPPプロジェクトでの協力は、昨年9月に締結した2件の行政関連での提携事業に役立つだろうと説明しています。 また、タン書記はホーチミン市として、同市に投資する日本企業に対して引き続き良い条件を提供をしていくと述べました。 タン書記は、ホーチミン市には豊富な人的資源があり、愛知県にある多くの大学との提携も強化していきたいと述べました。 ホーチミン市代表団は、知事との会談の他、地元企業の代表や愛知県内のベトナム人コミュニティーとの交流を行いました。 会議後の会見で、タン書記は「今後、ホーチミン市は裾野産業分野で愛知県と協力できる」と明らかにすると共に、愛知県当局に対し、「同県に在住しているベトナム人の生活に有利な条件を作り出すよう」希望を表明しました。 一方、大村知事は「ホーチミン市が愛知県の企業がアジア地域に進出するための土台になることを望んでいる。愛知県はPPP=官民パートナーシップにより実施されるプロジェクトを支援する用意がある」と明らかにしました。
-
ホーチミン市は日本企業に対して有利な優遇条件を提供
ホーチミン市代表団は、兵庫県を訪問し、同県関係者との会合で、日本企業にとって有利な条件と投資機会を提供することを約束しました。 12月12日午後、兵庫県神戸市で双方向の経済交流を促進するため、第1回「兵庫県・ホーチミン市経済促進会議」では、ホーチミン市と兵庫県の経済関係の強化について協議がありました。 ホーチミン市代表団は、4月6日から16日まで日本に滞在します。 この会合では、ホーチミン市共産党委員会のディン・ラ・タン書記と兵庫県知事の井戸敏三知事が議長を務め、ホーチミン市からは共産党委員会や計画投資局の職員など23人が出席しました。また兵庫側は井戸敏三知事のほか、15企業・団体など計25人が出席しました。 席上、タン書記は両地域について、ホーチミン市はベトナムの南部経済発展の「機関車」であり、兵庫県は関西地域で中心的役割を果たしていると説明しました。 タン氏はどちらの地域も工業地帯であり、港があると続けました。 井戸知事はタン書記に同意し、両地域の類似性が地域間協力に重要な役割を果たすだろうと発言しました。 タン氏は日本企業に対し、工業、ハイテク、港湾サービス、ハイテクアグリカルチャに投資するよう呼びかけました。 日本側の関係者は、ホーチミン市の開放的な方針と兵庫県の支援政策は、両地域の協調プロセスを後押しするだろうと発言しました。 ホーチミン市では外国企業向けの一般的な優遇政策に加え、日本からの投資家に対してはさらなる優遇条件が与えられているとホーチミン市計画投資局のチャン・チ・ビン・ミン副局長は説明しました。 「これらの政策は、日本企業に対し、ホーチミン市で投資活動を行なう上での有利な条件と効果的な環境を提供することを目的としている」とミン副局長は続けました。 ホーチミン市の支援により、近い将来に兵庫県からより多くの投資家が同市への投資を拡大することを期待していると兵庫県産業労働部の片山 安孝部長は発言しました。 現在兵庫県からはホーチミン市で22の事業分野が操業していると片山氏は補足しました。 兵庫県とホーチミン市は2007年に友好経済交流に関する覚書を交わしており、今後はホーチミン市と兵庫県で毎年1回、交互に開催するほか、経済使節団の派遣などを行う予定です。 会議の後、ホーチミン市代表団は日本の新幹線高速鉄道の開発史を学ぶため、川崎重工の工場を視察しました。
-
ベトナムのパン(バインミー)
はじめに ベトナムは米や麺と言ったアジアンテイストな料理のイメージの国ですが、古い時代から他国の侵略にさらされた国であることから、その歴史の中で様々な文化が入り混じり食文化を形成してきました。 歴史的には然程古いものではないですが、パン文化もその一つです。 そこで今回はベトナムで食べられる様々なパン類についてまとめてみました。 フランス統治下から発展したバインミー バインミーはフランス統治下時代に入ってきたフランスパンが原型となったパンです。 これが現地風に変わり、米粉を使ったりすることでフワフワに仕上げたものとなりました。 場合によってはタピオカや小麦粉を入れて焼くこともあります。 そこにベトナムでよく食べられる食材、パクチー、香草、大根と人参のなます、ハム、チーズ、目玉焼き、レバーパテ、唐辛子、ツナ、レタス、チキン、玉ネギ、チャーシュー、魚の練り物、肉団子、鯖のトマト煮、ソーセージなどをいろいろな具材を挟んで食べます。これらを総称してベトナム風サンドイッチと呼ばれることがあります。(ホーチミンで観光客に人気のお店はHuynh Hoaというお店です。機会があれば是非とも寄ってみてください。他より高いですが味はベトナムで一番です。) 近年ではベトナム風のカレー、照り焼き風、チョコレート、果物などの変わった具材を使うバインミーも登場しています。 使用するパンについてもコッペパン、クロワッサンなど今までとは異なるものを使うようにもなってきています。 ベトナムの揚げパン〜ネムヌーンランポッド〜 ベトナムではフォーや、お粥にも揚げパンをトッピングとして入れたりすることもあるぐらい、ベトナム国内の屋台でもよく見かけるパンの種類です。 フォーやお粥の具として用いる細長い揚げパンはクオイと呼ばれるものです。 他にも揚げてあるパンと言えば、肉団子の小麦粉の粉をつけて揚げたものなどがあります(ネムヌーンランポッド)これはアメリカンドッグにも似ているとも言われますが、日本で一般的に食べられるアメリカンドッグが衣とソーセージが1:1であるとすれば、こちらは肉4、衣:1という感じで中身がボリュームのある食べ応えです。 ベトナムの揚げパン〜帽子型ドーナッツ、バインターイイエン〜 このパンはベトナムの帽子のような形をした揚げパンで、ドーナツ似た食べ物です。 名前はバインターイイエンと言い、直訳すると「ツバメの耳パン」です。 材料は米粉、小麦粉、砂糖を3:1:3の割合で混ぜ、水で溶き、それをおたまですくいながら揚げると帽子のような形になります。 帽子のつばのような部分はサクサクしていますが、真ん中は意外にも噛み応えがある食感です。味は素朴な砂糖揚げモチのような味です。 他にもあるベトナムのパン ベトナムにはこの他にもあまり知られていないパンや菓子パンなどもあります。例えば現地でバインティット(豚パンという意味を持つパン)は、具に豚肉ミンチ、キクラゲ、米麺、ブン、エシャロットなどを炒めたものが入っています。 バインミーゴット(現地の言葉でとても甘い菓子パンの意)などのツイスト風の表面がスキムミルクで覆われた歯ごたえのあるパンなどもあります。味はくどさはなく、素朴な甘さと口当たりになっています。 まとめ いかがでしたか?ベトナムは米や麺の国かと思うことが多いですが、実はパンなどの料理も独自の発展を遂げているのです。 【ベトナム2019】ホーチミンでバインミーを食べ比べ!レビュー5軒! 【ベトナム旅行🇻🇳ホーチミン】有名店のベトナムサンドイッチ・バインミーを食べる!
-
ベトナムのジュース
はじめに 南国では特に気温が高くなることなどもあり、飲料に関しても大切な食事です。ベトナムにおいては、その豊富に獲れる果物などの味を独自に生かした、様々な飲料があります。そこで今回はそんなベトナムの甘味飲料について御紹介します。 ベトナムでは至る所にカフェがある ベトナムはフランスの統治下にあった時代の名残から、カフェの文化が根づいています。 その規模は屋台のような小さい規模から、大型店まで様々です。地域によっては日中の気温は25℃以上になることもあるベトナムでは飲料は非常に重要なものです。 北部のハノイはお茶の文化であり、南部のホーチミンはカフェ文化が特に盛んな傾向があります。 ベトナムの豊富な果物を活かした飲料 ベトナムの代表的な甘味飲料の一つがシントーです。シントーはフルーツの果肉と砂糖、練乳などをミキサーに入れて細かくした甘味飲料のことです。果物をそのまま入れているのでフルーツ本来の食感や味が楽しめます。 ちなみにシントーとはベトナム語で「ビタミン」という意味になります。シントーにもそのお店ごとに特徴があり、とろみのあるものから、サラリとした飲み心地のものまであるようです。 どんな果物を使用したシントーがあるかと言えば、ブルーベリー、マンゴー、スイカ、タロイモ、イチゴ、ドリアン、ドラゴンフルーツ、アボガド、パイナップル、緑豆など実の様々なシントーがあります。 ベトナム風ぜんざいチェー ベトナムのもう一つの代表的な甘味飲料としてチェーがあります。 チェーは豆やイモ、果実などを砂糖と一緒に似て食べるベトナムの伝統的なデザート飲料です。 一口にチェーといってもプディング状のものから、スープ状、温かいもの、冷たいものなどその形状は多種多様のようです。 リョクトク、ササゲ、キドニ−ビーン、タピオカ、ゼリー、リュウガン、マンゴー、ドリアン、ライチ、パラミツなどからいろいろなチェーが作られます。 塩、アロエ、蓮の味、ゴマ、サトウヤシ、タロイモ、キャッサバ、パンダンの葉などの抽出物などが加えられることもあります。 具材には白玉、寒天、黒豆、白豆、緑豆、小豆、タピオカ、果物などがよく使用されます。また、ココナッツミルクもチェーには欠かせないものです。どんな形状かにもよりますが、チェーは日本におけるぜんざいのような感覚の甘味と言えるかもしれません。 楽しい飲み物シントーとチェーあれこれ ビタミンたっぷり♪ベトナム風フルーツスムージー「シントー」! 他にもあるベトナムの甘味飲料 シントーとチェー以外にもベトナムにはまだ魅力的な甘味飲料が存在しています。 例えばヌック・ミアは、ヌック=水、ミア=サトウキビという意味のジュースです。 北部では呼び方が異なりミアダーなどと呼ばれるようです。この飲み物は皮を取ったサトウキビを機械で圧搾して汁を絞り出したものです。 最後にライムを一つ加えることが味の風味のポイントとなっています。 また他の飲料にはヌオック・モーと呼ばれる塩漬けのアプリコット入り炭酸飲料があります。 アプリコットの他にもレモンやサワの実が使用されることもあるようです。 さらにヌオック・ズア・ハウと呼ばれるスイカのスムージーのような飲み物もあります。 まとめ いかがでしたか?ベトナムは暑いこともあり、様々な甘味飲料があるようです。ぜひベトナムを訪れた際にはこれらの甘味飲料を味わってみてください。









